超福祉デザインコンペティション
2013年、意識のバリアフリーを目指す「超福祉」をテーマに掲げ、
「2020年、渋⾕。超福祉の日常を体験しよう展」の企画がスタートしました。
それから約3年。2度の開催を実現するかたわらで、
渋⾕区では⽇本初となるLGBTに関するパートナー条例が成立し、
東京都では2020年のパラリンピックに向けた大型キャンペーンが始まるなど、
世の中の福祉に対する意識変化への機運は私達の想像以上に高まっています。
さらに今年、渋谷区が新たな広報メディアとして配信を開始した「渋谷のラジオ」のコンセプトは
「ダイバーシティ、シブヤシティ」。
こうした時代の大きなうねりの中で、超福祉展は一イベントから、街そのもののプレゼンテーションへ。
そして今回、実際の渋谷の街を舞台にアイディアをぶつけあうデザインコンペティションを開催します。
趣旨・要件
- テーマ
- 「超福祉」の日常のためのトイレ
超福祉展が目標として掲げる、「超福祉」の日常とはどのような日常なのでしょうか。
従来の福祉の根底にある、⾜りないものを「補う」という発想から、
それぞれの特徴を「超える」という発想へ。
意識のバリアフリーを目指す、「超福祉」の日常にふさわしいトイレのアイディアを募集します。
“世界に誇るダイバーシティ渋谷へ”
その価値観、魅力に、世界中の人々が共感し、集まってきたくなる街になるように。
そうした⼤きなゴールに向けての一歩として、貴重な提案をお待ちしています。
ぜひ、新しい時代、新しい意識への、新しい扉を一緒に開いていきませんか。
提案は下記のキーワードを重視したものとしてください。
- 1ダイバーシティにおける公共機能としてふさわしいものであること。
- 2多目的な要求に対する配慮があること。
(特に日本初のLGBTに関するパートナー条例を成立させた渋谷ならではのものであること。)
- 3渋谷らしさを感じること。
greenz.jpに関連記事が掲載されました!
・「超福祉」の考え方についてはこちらをご覧ください。
・「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」2015年公式サイトはこちらをご覧ください。
計画条件
- 対象施設
- 渋谷区文化総合センター大和田ロビー階トイレ周辺 [東京都渋谷区桜丘町 23-21]
- 対象面積
- 約38.88m2 (図面参照)
- 必要設備
- 男女比・多機能トイレの有無を含め、全ての機器数は自由提案とする
※ コンペティション用モデルとしての対象であり、実現を担保するものではありません。
審査方法
本コンペティションの審査は超福祉デザインコンペティション2016審査委員会が行います。
審査委員会メンバー〈五十音順〉
- 遠藤 幹子
- 建築家、一般社団法人マザー・アーキテクチュア代表理事
- 岡部 修三
- 建築家、upsetters architects 主宰
- 杉山 文野
- トランスジェンダー活動家
- 豊永 正登
- 株式会社久米設計 取締役 専務執行役員
- 長谷川 踏太
- Wieden+Kennedy Tokyo エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター
- 迎 義孝
- TOTO株式会社 CMFデザイングループ 主査
日程
- 応募要項配布開始
- 2016年6月15日(水)
- 質疑受付期間
- 2016年6月15日(水)~7⽉29日(金)
- 作品受付〆切
- 2016年9月15日(木)必着
- 審査結果発表
- 2016年10月中旬 WEB掲載にて発表
応募作品の提出にあたって
- (1) 質疑回答
- 質問は質疑期間中に、事務局までメールにてお問い合わせください。
質問に対する回答はWEBページ上にて随時掲載します。
質問者への直接回答はありません。
- (2) 提出内容及び形式
- 作品は、①作品タイトル(左上に配置)②コンセプト ③図面(スケールがわかるもの)④イメージパースや模型写真等 を
A3プレゼンテーションボード(縦位置)1〜2枚にまとめてください。
- (3) 提出方法及び提出期限
- 応募用紙をダウンロードの上必要事項を記入し、作品の裏に添付の上、「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」運営事務局まで郵送にて提出してください。
提出期限は2016年9月15日必着とします。
表彰について
最秀作品 1 点〈賞金 10 万円〉
優秀作品 2 点以内〈賞金各 5 万円〉
審査結果は2016年 10月中旬に、本⼈への通知及び WEB ページ上での発表を⾏うこととします。
「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展 2016」内にて表彰式を実施予定です。
優秀作品の展示・発表について
入賞作品は「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展 2016」にて作品展示及びシンポジウム登壇発表の機会が与えられます。
展示場所:渋谷ヒカリエ 8/ COURTまたはCUBE
その他留意事項
- (1) 本コンペティションにおける作品提出及び展示・発表等の参加にかかる費用は応募者の負担とします。
- (2) 参考対象施設は随時見学可能ですが、本件に関する問い合わせは超福祉展事務局に行うものとし、渋谷区及び当該施設等へ直接質問することを禁じます。
- (3) 応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。入賞後に著作権侵害やその疑義が発覚した場合の責任は応募者が負うこととします。また、そのような場合には主催者の判断により入賞を取り消す場合があります。
- (4) 本コンペティション⼊選作品の著作権は応募者に帰属しますが、入選作品に対してはその発表に関する権利を主催者が保有するものとします。また、著作権の専有実施に関する優先交渉権は主催者が保有します。
- (5) 本コンペティションの応募に際して事務局が得た応募者の個⼈報は、本件以外には⼀切使用致しません。但し入賞者に関しては、応募作品内容とともに応募者氏名・所属をWEB ページ及びプレス資料に掲載させていただきます。
事務局情報〈問い合わせ・作品提出先〉
質問対応及び作品提出受付は以下の事務局が行います。
NPO法⼈ピープルデザイン研究所内「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」運営事務局
問い合わせ先 e-mail
loading...
作品郵送先
〒151-0051 東京都渋⾕区千駄ヶ谷1-13-11co-lab 千駄ヶ谷4階
NPO法人ピープルデザイン研究所 超福祉デザインコンペティション担当行
主催:NPO法人ピープルデザイン研究所
協賛:TOTO株式会社
要項 / 応募用紙はこちらPDF